写景盛花様式本位:蓮

カリキュラム

シンプルなものから高度な伝承花まで段階的に身に着く小原流制定のカリキュラムです。(2020年1月改訂)

 入 門  (8単位) 「たてるかたち」「かたむけるかたち」とよばれる かたちの基本と、花の組み合わせやバランスのとり方などいけばなの基本を学びます。
 初等科  (16単位) 花の扱いにも少し慣れてきた頃、「盛花」の基本を学びます。かたちの基本から展開させたより華やかな「ひらくかたち」「ならぶかたち」もいけられます。
 本 科  (16単位) 本格的に「盛花」を学びます。季節感や素材感をいかして、生活の中でいけてみる楽しみが広がります。
 師範科Ⅰ期(16単位) 水盤にいける「盛花」だけでなく、投げ入れとも呼ばれる「瓶花」を学びます。花瓶に花を自由に留める方法が習得出来ます。 
 師範科Ⅱ期(16単位) 基本と応用そして展開と、表現力に磨きをかけます。自然の景観を表現する写景盛花も学び、准教授の資格を取れば、上級者として先生への道が待っています。
 准教授  (48単位) 「盛花」「瓶花」に磨きをかけ、「花舞」「花奏」「まわるかたち」と現代空間にふさわしい立体構成も学びます。
 四級 ⇒ 一級家元教授 教授者として発展的な内容として、型のない「自由表現」伝承の「様式本位」そして「写景自然本位」「琳派調いけばな」「文人調いけばな」「小品花」と小原流の表現を究めていきます。

三級家元教授からは地区別教授者研究会など小原流本部行事にも参加できます。